８月２１日（火）に，日本語・日本文化研修留学生（日研生※）プログラムの修了証書授与式が行われ，中国，インドネシア，ブラジル，ポーランドからの６名が修了しました。毎年，修了証書には各自手作りの「手すき和紙」を使っています。学生の感想として，「作った時にはそれほどのものとは感じなかったのに，修了証書となったものを見ると和紙の素晴らしさが引き立っており，感激した」というものがありました。日研生たちは約1年間のプログラムを通して，このような伝統工芸を含む島根に根づく多彩な文化と日本語を学んできました。服部学長から日研生たちには，島根大学や島根での豊かな見聞を母国の後輩たちにも伝えて欲しいという希望とともに，向上させた日本語力を活かし，今後の活躍を祈念するという温かい励ましが送られました。

※日研生とは，日本国政府（文部科学省）の奨学金を得て，日本の大学で日本語能力および日本事情，日本文化の理解向上のための教育を受ける留学生です。島根大学へは協定校からのほか，世界各国から日研生を受け入れています。