島根大学は８月１６日（月）に，「山陰ツーリズム人材育成塾（受講生２１名）」の開講式をオンラインで行いました。

　この塾は，観光に関わる主体をつなぐ資質・能力を持つ人材を育成・輩出し，人材間のつながりを形成・発展することで，地域全体を活性化させることを目的とし，開講するものです。

　また，「観光」のノウハウを持った，「一般社団法人山陰インバウンド機構」と連携し，「観光」の現状把握や今後の取組や実践に必要な知識の習得，また自らの事業を企画・試行実践することができる教育プログラムを提供していきます。

　開講式では，服部学長から，本塾の教育を通じて、観光についての新しい知識・スキルを獲得し，２１名の仲間と共に切磋琢磨しながら，観光事業の取り組みに積極的に挑戦していただきたいと，今後の学修に対する期待が述べられました。続いて，山陰インバウンド機構代表理事の福井善朗氏から，このチャンスをしっかりキャッチアップして，皆様の良いアイディアを形・ビジネスにしていただきたい。そのためにしっかり応援させていただくと，期待を込めたエールが贈られました。

　開講式に続いて第１回目の講座があり，幅広い世代で構成される意欲的な受講生と，観光に対し広い見識・実績をもつ講師陣とが作り出す新しい学びが始まりました。今後は，２月末まで講座（全１２回），視察調査，ゼミ及び発表会等が行われ，この学修プログラムを６０時間以上修了した受講生には，「履修証明書」が交付されます。

　　開講式の様子
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　学長挨拶
　　　　　　　
　　　　　　　　　山陰インバウンド機構代表理事福井善朗氏挨拶