自然科学研究科環境システム科学専攻物質化学コースの学生が2021年日本化学会中国四国支部大会においてポスター賞を受賞しました

公開日 2021年12月10日

 2021年11月13日および14日に開催された、2021年日本化学会中国四国支部大会 高知大会において、物質化学コース博士前期課程1年生の寺西宥太さん(指導教員:飯田拡基准教授)が「ポスター賞」を受賞しました。寺西さんは、天然由来のビタミンB₂誘導体とメラミン誘導体が有機溶媒中で集合して精密なナノ構造を形成し、ゲルを生成するユニークな現象について発表しました。得られたゲルは、医薬品やファインケミカルに広く用いられる鏡像関係にある分子を簡単に見分けることのできるソフトマテリアルとして、今後の応用が期待されています。本研究は、近年の国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の実現を目指す試みのひとつとして実施されたものです。

  


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