11月26日に、キャリアデザインプログラムを履修する学生を対象としたセミナーを開催し、17名が参加しました。
　今回は、演出家で劇作家、そして高校教諭である亀尾佳宏氏を講師に迎え、「演劇的な手法を用いたコミュニケーション能力向上講座」と題したセミナーを行いました。
　立場や境遇が異なる者同士が集う場で話し合いや協働作業を円滑に進めるには、その場に応じたコミュニケーション能力が必要となります。そこで、自己を開いて表現する発信力を身につけ、他者の発信を受け取ろうとする受信力を養うことを目指して「シアターゲーム」と呼ばれる俳優訓練の手法を用いたワークが行われました。
　受講生からは「初めて会った人と短時間で楽しく話をできるようになったのが嬉しかった。」「自己紹介は社交辞令的な挨拶を考えていたが、いかに第一印象を大事にするか、そのために趣味などの個性を伝えるようにして、相手に知ってもらうことをまず考えることが大切なのだと思った。」「コミュニケーションを取るにあたって、お互いを知ることが大切だと思った。そのために、相手をよく見て話すことや、時には身振り手振りといった表現方法を駆使して伝える方法を学ぶことが出来て、とても有意義な時間になった。」などの感想が寄せられ、大いにコミュニケーション能力が培われた時間となりました。

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