教育学部自然環境教育専攻４年の織部太智さん（化学研究室在籍）が，2021年12月 にオンラインで開催された材料技術研究協会討論会2021において，「ナノ電解法による新規フタロシアニンナノ単結晶の作製とその物性」の題目で学会発表（ポスター発表）を行い，この発表に対して「ゴールドポスター賞」 が授与されました。理系学部大学院生も交えた発表の中での教育学部４年生の受賞は大変意義深く，島根大学教育学部の研究教育水準の高さをアピールすることができました。

　教育学部自然環境教育専攻・理科教育専攻では，教育現場と密接に連携した理科教員の養成に加えて，山陰の自然を題材にした研究や国立研究機関等と連携した先端科学研究を展開しており，これらを通して「科学的なものの見方や考え方」の養成に取り組んでいます。

　今回の研究は，先端科学研究の一環として国立研究開発法人情報通信研究機構未来 ICT研究所と連携して行われたもので，未来のスマートフォンやコンピュータなどに使われる電子部品の新しい製造技術として将来の応用が期待されています。 この研究はSDGsのゴール4，7，9，12に貢献します。

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