【学生取材】島根県の伝統芸能、「安来節どじょうすくい踊り」を体験

公開日 2022年02月28日

今回は1月20日に開催されたオンラインイベント「安来節どじょうすくい体験」を取材してきました。このイベントは、学生に島根県の伝統芸能に興味を持ってもらうために企画されたもので、午前の部と午後の部で合わせて9名の学生(+学生広報サポーター1名、職員2名)が参加しました。
講師は、さぎの湯温泉旅館「竹葉」の三代目女将で、安来節どじょうすくい踊りの一宇流師範でもある小幡美香さん。しまね観光PR大使や、島根大学の観光教育と広報担当のアドバイザーも務めていることから、今回講師として来ていただきました。
「生きている日本遺産」とも言われる安来節どじょうすくい踊りは、滑稽な踊りとして有名ですが、実は日本のものづくりの歴史文化を伝える芸能で、深い精神性に基づいたものです。また、各地に伝わるどじょうすくい踊りも、本家は安来節どじょうすくい踊りだそうです。どじょうすくい踊りに流派があることは知らなかったので、驚きでした。
小幡さんからどじょうすくい踊りのレクチャーを受けた際は、基本姿勢の維持だけでもとても辛く、腰を痛めるのでは?と思ってしまいました。他の参加者の方々は筋が良かったらしく、最後にはワンフレーズだけ小幡さんと学生のコラボもありました。私は撮影があったので参加できませんでしたが、見ているだけでも楽しいものでした。
最近では、どじょうすくい踊りを現代版にアレンジした「安来節パラパラ」と呼ばれるものもあるほか、安来市内にはどじょうすくい踊りを生で見ることのできる安来節演芸館もあります。興味があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。(学生広報サポーター 嶋 駿介 取材)

どじょうすくい踊り午前の部

           午前の部の様子

どじょうすくい踊り午後の部

          午後の部の様子 

 


 

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