2月14日（月）にキャリアデザインプログラムを履修する学生を対象としたオンラインセミナーを開催し、15名が参加しました。

　今回は、島根大学発ベンチャー合同会社 薬雲 [yakumo] を立ち上げた本学医学部医学科6年生の片岡諒さんを講師に迎え、「学生起業のすすめ −つらくて楽しいスタートアップ」と題したセミナーを行いました。

　他大学の薬学部から3年次編入して医学を学んでいる片岡さんは、漢方薬に興味を持ち、出雲漢方研究会で活動を始めました。その活動の中で出雲薬膳酒「火之護(ひのもり)」と「神名火(かんなび)」を開発し、薬雲の起業、販売に至りました。起業にあたり、資金を獲得したり、自身でホームページを開設したり、多くの苦労を経験したようです。一方で、マーケティングに強い仲間の協力や、販売に至るまでの様々な出会いに支えられ、現在の活動はとても充実していると話してくれました。

　受講生からは、「起業するうえで、地域の特性を調べることが重要だとわかった」「自分から色んな所に働きかけ、日常的に人脈を形成しておくことが大切だということを学んだ」「資金繰りや、流通戦略についてのお話を聞くことができた」などの感想が寄せられ、多くの学びを得る機会になったようでした。

《問合せ先》
　大学教育センター（キャリア担当）　
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