全固体電池電解質を保護するコート層の設計指針を確立(材料エネルギー学部・藤﨑助教)

公開日 2024年07月30日

材料エネルギー学部・藤﨑貴也 助教が参加する研究グループが、全固体電池電解質を保護するコート層の設計指針を確立しました。

 

次世代型蓄電池の一つである全固体リチウムイオン電池(SSB)を実用化する上で、充放電時に電極/固体電解質界面で生じる固体電解質の分解を抑制することが大きな課題となっています。

 

この課題に対する対策として、電極/固体電解質界面への保護層(コート層)の導入が広く行われています。しかしながら、固体電解質を保護する上で、コート層にどのような特性・厚みが求められるのかは不明確でした。

 

本研究は、SSBの各構成要素を考慮した最適なコート層設計を可能とする計算フレームワークを開発しました。この成果は、高性能で長寿命なSSBの実現に貢献することが期待されます。

 

 

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プレスリリース原稿_全固体電池電解質を保護するコート層の設計指針を確立[PDF:1.85MB]

 

 

【問い合わせ先】

材料エネルギー学部 材料エネルギー学科 藤﨑 貴也

メール: takaya.fujisaki[at]mat.shimane-u.ac.jp ※[at]は@に置き換えてください