令和6年度生物資源科学部学術研究セミナー(第45回)を開催しました

公開日 2024年11月21日

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11月13日に生物資源科学部1号館にて、「しまねの薬用植物と酒 古代出雲起源から考える食農と健康の未来」と題する学部セミナーを開催しました。第1部では、島根県の伝統的な薬用植物である雲州人参(高麗人参)に関連した内容で構成され、「雲州ニンジンの生産を支えた大根島の黒ボク土および簡易被覆栽培の今後の展開(本学部:松本眞悟教授)」、「薬用植物における害虫防除~その実際と問題点~(本学部:泉洋平准教授)」、「島根県産食資源由来乳酸菌を用いた雲州人参の機能性強化の試み(本学部・地阪光生准教授)」、「農業×観光×販売 農業歴史継承と今後の農業ビジネス(由志園アグリファーム(株):渡部卓也専務)」、「出口戦略から考える薬用植物 玉造温泉 薬草・湯治プロジェクト(島根大学医学部発のベンチャー合同会社薬雲:片岡諒代表)」をテーマとする講演が行われました。大学生、大学院生、教職員、一般市民の総勢65名参加の講演会となりました。
第2部では、日本酒発祥の地である島根における酒育セミナーとして、「日本酒と料理の楽しみ方(S S I認定きき酒師:石原美和様)」、「地域の醸造業-参加酒造会社の紹介-(富士酒造様、旭日酒造様、李白酒造様、金鳳酒造様)」をテーマとし、日本酒の種類や特徴、管理栄養士:飛田香様(キッチンori ori)監修の食事との相性を学ぶ演習会を開催しました。参加者42名の中には20歳以上の学部生や大学院生も多く、大学と地域産業との交流を通した大変意義ある酒育セミナーとなりました。

<第1部>
主催         島根大学 生物資源科学部
共同開催    しまね産学官人材育成コンソーシアム

<第2部>
主催         島根大学 生物資源科学部(島大グローバル月間)
共同開催    鳥取大学大学院連合農学研究科・横断的研究プロジェクト
        しまね産学官人材育成コンソーシアム
協賛         島根県酒造組合

 

第1部 島根県の薬用植物および雲州人参に関する講演会

第2部 日本酒の演習会(酒育セミナー)

 

お問い合わせ

生物資源科学部
TEL:0852-32-6493