公開日 2025年06月18日
2025年6月2日(月)に、学生市民交流ハウスFLATにて、スプラウトセミナー「ただのゲームじゃない!未来社会を変えるVR/ARの力」を開催し、キャリアデザインプログラム履修生を含む学生と社会人が一緒に体験しながらVR(仮想現実)とAR(拡張現実)を学びました。
今回は、松江市を拠点に3DCGゼネラリスト/テクニカルディレクターとしてご活躍中の河原 正明 氏を講師にお招きしました。 ゲームのイメージが強いVR/AR技術が、現実社会の様々な課題解決にどう活用されているのか、その最前線と未来の可能性について学びました。
セミナーの前半では、VRとARの基本的な違いや歴史、最新の技術動向について分かりやすく解説されました。 特に、観光分野での「松江城AR/メタバース」 、防災分野での「災害体験VRシミュレーション」 、医療や教育分野での活用事例が紹介され、参加者はVR/AR技術が身近な課題解決の強力なツールとなり得ることを理解しました。
また後半では、参加者全員が最新のVR/MR(複合現実)デバイスを装着し、仮想空間を歩き回ったり、目の前に現れるCGに触れたりする体験タイムが設けられました。 リアルな没入感に、会場からは多くの驚きの声が上がりました。
最後に受講生からは、「初めてVRを体験し、視覚と振動だけで本当にそこにあるように感じて面白かった。『VR×〇〇』と様々な活用法があることを学び、もっと知りたいと思った」 「防災や観光など、具体的な活用事例がよく分かった。VR技術を救急講習などで活用すれば、より印象に残るものになるかもしれないと感じた」 といった感想が寄せられました。今回のセミナーは、学生たちが最先端技術の可能性を自分事として捉え、自身の専門分野や将来のキャリアに活かすヒントを得る、知的好奇心にあふれた時間となったようでした。
※スプラウトセミナーとは?
〜今年度からスタートした、学生と社会人がともに学ぶ機会です。学生の「学びのタネ」を育むため定期的に開催予定です。
第1回は、特別にキャリアデザインプログラム履修生対象セミナーとして開催しました。
<スプラウトセミナーの特徴>
★社会人から"生の声"が聞ける: 島根の様々な業界で活躍する社会人を講師に招き、リアルな体験談から将来に役立つヒントを得られます。
★スキマ時間で学べる: 平日の夕方など、学生が参加しやすい時間に開催され、興味のあるテーマについて気軽に学べます。
★次の一歩を応援: セミナーで得た知識や出会いを活かし、新しい活動を始めるきっかけが見つかる場となることを目指しています。
<お問い合わせ先>
本件についてのお問合せ先
大学教育センター (教育推進 担当:吉崎)
TEL 0852-32-9768
キャリアデザインプログラムについてのお問合せ先
大学教育センター(キャリア担当)
TEL 0852-32-6061