公開日 2025年08月07日
7月25日に開催された出雲市の宍道湖西岸サポートセンター総会において、島根大学と出雲市が連携して取り組んでいるじげおこしプロジェクト「宍道湖西岸地区における出雲産小豆の生産振興」に関する講演を、生物資源科学部の4名の教員が行いました。
今回の講演会は「これからの小豆栽培を考える」を全体テーマに、小林和広 准教授から「アズキに及ぼす湿害・高温ストレスの影響とその対策」、門脇正行 准教授から「気候変動に対応するためのアズキ栽培の試み」、城 惣吉 助教から「アズキ栽培に利用できる地域の根粒菌の特徴」、江角智也 教授から「島根大学でのアズキの突然変異育種、アズキ研究の最近の話題」とそれぞれ題した発表を行い、異常気象が多発する近年の栽培環境への対策や技術、そのための島根大学での研究や技術開発などの取り組みについて紹介解説しました。質疑応答や意見交換の時間には、宍道湖西岸地区の生産者や土地改良事業関係者の方々と、現地課題の共有や、今後の出雲市での小豆生産の展望について議論することができました。
このじげおこしプロジェクトを通じて、小豆の新たな産地づくりや、生産地域の活性化に貢献していきます。
参考URL(島根大学じげおこしプロジェクト)
https://www.shimane-u.ac.jp/social-contributions/jigeokoshi_project.html
お問い合わせ
生物資源科学部
TEL:0852-32-6493