令和7年度第一回学長記者会見を開催しました

公開日 2025年10月08日

 令和7年9月26日(金)、本年第一回目となる学長記者会見を開催しました。
 学長記者会見は島根大学の教育・研究・医療,それらを通じた社会貢献・地域貢献活動について積極的に情報を発信し、本学の諸活動の透明化・可視化に努めるべく開催しております。
 この度の会見では、テーマを「島根大学SDGsユニット認定制度の新設について」ご説明いたしました。 
                                                          

大谷学長 SDGsユニット代表者
大谷 浩 学長

SDGsユニットの代表者

左から学生FBIの東元芽依さん、西村和真さん、陸上競技部の松下玲旺さん

 

「島根大学SDGsユニット制度」とは、地域または国際社会とのより一体的なパートナーシップ構築を目指し、SDGs達成に資する活動を行う学生や教職員に対し、島根大学が「SDGsユニット」として活動を公認する制度です。

大谷学長より、制度の概要についてご説明し、令和7年度はまず学生主体のユニットが始動し、全15団体をSDGsユニットとして認定したことを報告しました。大学が正式に活動を公認することで地域や周りからの理解や支援を得やすくなることを期待しています。また、評価指標に則り、地域とのつながりを持てるか等の活動内容を総合的に評価した上で、高い評価を受けたユニットには支援金を支給し活動を応援していきます。

大谷学長からは、「意識を皆で共有し、地域の皆様とも関わりあう中で、活動が拡がり持続可能性につながっていく、そういった輪を拡げてほしい。」「皆でSDGsを意識し考えて、持続可能な未来を実現してほしい。」という想いを改めてご説明しました。

会見には、SDGsユニットを代表して2団体の代表者が出席し、自分たちの団体の取り組みや意気込みを説明されました。

SDGsユニットの代表者である『陸上競技部』の松下さんからは、「島根県において子供たちのスポーツ教室を開く等、子供たちがスポーツに触れる機会を増やすことで、スポーツへの関心を高めてほしい。」といった意気込みが述べられました。

寄付による食品を生活困窮世帯へ無償提供する「フードバンク」を支援する活動を行っている団体であり、子供の貧困やひとり親の困窮などについて主体的な活動を行う『学生FBI』の西村さんからは、「利用者のアンケートを通して日々の生活に非常に困っている親子がたくさんいることがわかった。食品の提供や長期休暇中の子供たちへの学習支援でひとり親家庭の力になりたい。」といった意気込みや、同じく『学生FBI』の東元さんからは「大学から活動を認められたことは自分たちにとってとても大きなことで、今後の活動を続けていくうえでも励みになる」といったお話がありました。

SDGsユニット代表者 記者会見の様子
記者からの質問に答える学生FBIの西村和真さん

学長記者会見の様子

SDGsについて一人一人がまずは意識し、持続可能性について考えていく、この輪が島根大学から大きく拡がっていけるよう、今後も取り組みを進めてまいります。

SDGsユニットについてはこちら

 

 学長記者会見の資料については本学ホームページに掲載しておりますので、是非ご覧ください。

 令和7年度第一回学長記者会見資料

 島根大学では、より多くの皆さまに本学の活動をご理解いただけるよう、今後も定期的に記者会見を予定しております。

 

お問い合わせ
企画部企画広報課 0852-32-9729