島根大学が「大学の地域貢献度ランキング」全国総合3位を獲得

公開日 2025年11月07日

 島根大学は、日本経済新聞社「日経グローカル」が実施した「大学の地域貢献度に関する全国調査2025」において、全国総合3位(国立大学では1位)という過去最高位を獲得しました。

 この調査は、全国の大学を対象に、地域社会との連携や人材育成、地域課題解決への取り組みなど、多角的な観点から評価されるものです。島根大学は2019年に4位、2021年・2023年にはいずれも6位と、近年は全国トップクラスの評価を維持してきましたが、今回初めて3位となり、最高位を更新しました。

 この結果を受けて、11月5日、松江キャンパスにて大谷学長が記者会見を行いました。

 学長は、「本学は、『地域に根ざし、地域社会から世界に発信する個性輝く大学』を目指すとともに、学生・教職員の協同のもと、学生が育ち、学生とともに育つ大学づくりを推進することを島根大学憲章に掲げ、地域社会とともに歩み、地域の課題解決や人材育成に積極的に取り組んできました。今回の調査で順位が上がったのは、長年にわたり地域との連携を継続してきた成果が実を結んだものだと考えています。」と述べています。

 島根大学では、自治体と協力して地域課題の解決に取り組む「じげおこしプロジェクト」、地域で活躍する人材を育成する「地域人材育成コース」、多様な団体と連携し若者の県内定着や就職支援を進める「しまね産学官人材育成コンソーシアム」、地域貢献人材育成入試の導入、教育学部での1000時間体験学修の必修化、地域の資源・特性を活かした産官学連携による地方創生など、多彩な地域連携の取り組みを展開しています。さらに今年度からは、地域や国際社会とのパートナーシップ構築を目指す「SDGsユニット認定制度」を新設し、学生による持続可能な社会づくりへの取り組みも始まっています。

 今後も島根大学は、教育・研究・医療・社会連携を一層強化し、地域の課題解決と人材育成に力を尽くしてまいります。

 

  地域貢献度ランキング3位受賞を語る大谷学長

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