公開日 2025年11月17日
本学は,令和元年度から令和5年度にかけて,公的研究費等の不正使用(目的外使用)及び不適切行為(還流行為)を行った本学職員に対し,令和7年11月17日付けで懲戒処分としましたので,公表します。
1.被処分者 所属 医学部附属病院
職名 医療技術職員
年齢 40歳代
2.決定年月日 令和7年11月17日
3.処分内容 停職3日
4.事案の概要
当該職員は令和元年度から令和5年度にかけて,自らが所属していたセンターに属する複数の職員に対して旅費,学会参加費又は講習料等の返金を要請し,実際に現金を受領して管理するとともに,自費で参加した研修等の補填のためとして,同センターに所属する職員に対して現金を配分したほか,当該センターの会費(慶弔代やコーヒー代等の雑費に使用)に充当する公的研究費等の不正使用(目的外使用)及び不適切行為(還流行為)を行いました。当該職員の行為は,本学職員就業規則に違反すると判断し,懲戒処分としました。
5.学長コメント
本学職員が行った公的研究費等の不正使用(目的外使用)及び不適切行為(還流行為)事案について,当該職員の行為は決して許されるものではなく,関係者の皆様に改めて深くお詫び申し上げます。
また,当該職員の行為は,社会に本学及び本学職員への不信感を与え,本学に対する社会的信用を著しく傷つけるものであり,大学として,このことを深刻に受けとめ,本学において今後このような不祥事を起こすことのないよう,全学を挙げて再発防止に取り組むとともに,本学に対する信頼の回復に努めてまいります。
令和7年11月17日
国立大学法人島根大学長
大谷 浩