公開日 2025年11月28日
2025年11月27日(木)、松江キャンパス生物資源科学部3号館において、生成AI活用FDセミナー第2弾(教育)「生成AIハンズオンセミナー」を開催しました。本セミナーは、10月30日に開催した第1弾、11月12日に開催した第2弾「企業の生成AI活用事例」に続き、教育分野における生成AI活用の可能性を探ることを目的として企画され、教職員および学生を対象として実施しました。
講師には大学教育センターの吉崎聡一氏を迎え、8名の参加者が、文章作成から画像生成に至るまで、AI技術の具体的な機能を体験しながら、教育・研究活動への適用方法を考察しました。
セミナーでは、本学が契約するMicrosoft包括ライセンスに含まれる生成AI「Copilot」を活用した実演が行われました。代表的な事例として、メール返信の下書きを生成AIで作成する活用方法が紹介されました。有料のCopilotライセンスを追加購入した場合には、メール画面上で即座に下書きを作成できること、追加ライセンスがない場合でもCopilot画面で要望を入力しながら下書きを作成することが可能で、その精度の高い、丁寧かつ必要事項を網羅した滑らかな返信文案に、実用性の高さが実感されました。
さらに、紙媒体のアンケートを画像として読み込み、テキスト化したうえで分析し、報告レポートやSNS記事を作成する事例も紹介されました。挿絵の生成も可能で、業務効率化への大きな可能性がうかがえました。また、長時間の講演動画をすべて視聴しなくても、動画を読み込ませることで要約を音声やテキストで作成できる機能も紹介され、教育現場における情報処理の高度化が期待されます。
加えて同ライセンスに含まれる「ClipChamp」では、80か国語に対応した自動音声読み上げ機能を利用でき、実験のチュートリアル動画などの授業コンテンツを多言語で作成することが可能です。教育コンテンツの国際対応化や業務効率化に資する技術として注目されました。
生成AIを活用したプロジェクト案作成のワークショップ事例の紹介がありました。参加者は4チームに分かれ、「社員1人」「社員1人+生成AI」「社員2人」「社員2人+生成AI」という構成で取り組みました。その結果、最も高い成果を上げたのは「社員2人+生成AI」のチームであり、「社員1人+生成AI」と比較して成果物の品質に顕著な差が認められました。このことから、生成AIの導入が進む時代においても、人間同士の協働が依然として重要な要素であることが示唆されました。
次回は、生成AI活用FDセミナー第3弾として「研究」をテーマに、12月2日(木)13:30~14:30(松江キャンパス 材料エネルギー学部201講義室)、12月11日(木)17:00~18:00(出雲キャンパス 国際交流ラウンジ)で開催予定です。
本学では今後も、教育活動および研究活動に活かすことができる生成AIの発展的な活用事例紹介、ハンズオン等のセミナーを継続的に開催してまいります。
お問い合わせ:総務部情報推進課 TEL:0852-32-6031