公開日 2026年01月27日
1月20日(火)SDGs概論の講義内において、令和7年度 SDGsユニット活動発表会を開催しました。当日は松江市副市長の山根 幸二様とまつえ環境市民会議代表の佐藤 尚士様をお招きし、SDGs概論の受講生をはじめ約300名の学生を前に7つのSDGsユニットがそれぞれの活動について発表を行いました。
(活動発表会の様子) (SDGs概論の受講生たちに話をする松本一郎教授)
SDGsユニットとは、「地域または国際社会とのより一体的なパートナーシップ構築を目指し、SDGs達成に資する活動を行う学生や教職員に対し、島根大学が『SDGsユニット』として活動を公認するユニット」で、昨年8月より新設した制度です。
講義の中で、まずSDGs概論を担当する松本一郎教授より、今年度の最後の講義ということで、これまでの講義の総括がありました。行政や外部機関の方々にも多大な協力をいただきながら、時には外部講師の方をお招きつつ、受講生はSDGsへの認識や理解を深めてきたと振り返りました。
次に大谷学長より、新たな取り組みとしてSDGsユニットの認定制度を開始したことを振り返り、今回の発表を聞いてより身近にSDGsを感じてもらい、今後ますます大学全体としてのSDGsの動きが活発になってほしい、との期待が述べられました。
(SDGs概論の受講生たちに話をする大谷学長)
SDGsユニット活動発表会では、「鐡道研究会」「学生EMS委員会」「陸上競技部 S.C.A.R.E(スケア)」「里山焼かんかね?」「吹奏楽部」「島大すみれ食堂」「学生FBI」の以上7ユニットが今年度取り組んできた活動について、パワーポイントを用いて発表しました。
「鐡道研究会」は、邑南町や雲南市の地域住民、来訪鉄道ファンとの交流やイベント出展を通して、過疎地域の活性化につなげる活動を行っていると発表し、「学生EMS委員会」はキャンパス内の清掃活動や不要服のリユース市、松江環境フェスティバルにて海ゴミアートの体験会の実施やゴミ拾いボランティアの参加を行っていると発表しました。また、「陸上競技部 S.C.A.R.E(スケア)」は、スポーツの力で人とまちを元気にすることを心がけ、練習時に道中のゴミ拾い活動を行ったり、幼児、児童を対象にした陸上教室の開催、廃棄予定のシューズを再利用する活動を行ったりと多様な取り組みを行っていると発表しました。

(鐡道研究会の発表) (里山焼かんかね?の発表)
「里山焼かんかね?」は自然の遷移を利用した循環的な農耕を紹介し、実際に竹を伐採し焼却することによってできた炭で土を豊かにすることや、適切に里山を管理することで獣害の抑制につながること、循環型の有機農法で栽培した里芋を実際に収穫祭を開催し芋煮をふるまう等、地域コミュニティへの若者の参画にも寄与していると発表し、「吹奏楽部」は、年間を通した訪問演奏会等を通じ、音楽の良さを共有し音楽を身近に感じてもらうことで地域活性化を目指していること、特に訪問演奏や無料の演奏会を通じて、音楽に対するハードルを少しでも下げ、地域に開かれた部活動にすることで、音楽をだれでも楽しめるようにし、音楽を通じて心の健康を提供していきたいと発表しました。
「島大すみれ食堂」は市内の子ども食堂でのお手伝いや、食以外での多角的な支援を通して世代間交流を活発にしたいこと、子ども食堂が地域コミュニティとしての誰かのほっとできる居場所になることを目指しており、ゆくゆくはユニットとして子ども食堂を立ち上げたい!と発表し、「学生FBI」は、子どもの貧困やひとり親世帯の困窮などの社会問題に対して、大学生が自ら考え主体的に活動を行うことを目的とし、地域の団体と協力しながら行う定期的なフードバンクのボランティア活動を中心に、子ども達を楽しませるイベントの開催や宿題やっつけ会の開催等に取り組んでいると発表しました。
(吹奏楽部の発表) (学生FBIの発表)
その後、ご臨席者からのご講評をいただきました。
まつえ環境市民会議代表の佐藤 尚士様からは、「様々な活動を行っているユニットの発表を聞かせていただき、今後ますますの活躍を期待したい。」と激励のお言葉をいただき、松江市副市長の山根 幸二様からは「SDGsは難しそうに感じるが、実はすごく身近なものだと改めて感じた。日常の生活やいつもの活動の中で少し意識するだけでよりよい社会へつながるものなので、ぜひ身近なものとして意識し共有してほしい。」とのお言葉や、「たくさんの活動や取り組みに対して、相手がどのように感じたか、どのような言葉があったのか、相手の反応にも言及があれば、より共感が生まれ良かったと思う。」というアドバイスもいただきました。

(まつえ環境市民会議代表の佐藤 尚士様) (松江市副市長の山根 幸二様)
最後にSDGs担当の河野副学長より、ジェンダーの関係を活動内容とするユニットが出てくることへの期待や、松江保健管理センターの担当者としても「健康」をテーマに何かコラボができたら嬉しいこと、活動の輪がもっと広く拡がって欲しいとの期待が述べられました。

(河野副学長) (島大すみれ食堂の発表)

(陸上競技部 S.C.A.R.E(スケア)の発表) (学生EMS委員会の発表)
持続可能な社会の実現に向け、積極的に様々な活動をする学生たちの発表は今回の発表を聞いていた多くの受講生をはじめ、出席者に大きな感銘を与えたのではないでしょうか。SDGsユニットそれぞれの活動が、本学としてもとても大きな力になり、1つ1つの取組が小さく思えても1人1人が意識し行動することで持続可能な社会へとつながっていくものと思います。今後も本学ではSDGsの活動に取り組む学生を応援してまいります。
▼SDGsユニットの紹介ページはこちら
http://www.shimane-u.ac.jp/introduction/policies_and_initiatives/sdgs_env/SDGs/sdgs-unit-docs/
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