公開日 2026年02月02日
世界最大級の半導体国際展示会「SEMICON Japan 2025」(2025年12月17日~19日、東京ビッグサイト)の主要イベントの一つであるアカデミアAward 2025において、本学自然科学研究科物理・応用物理学コースの藤田恭久教授、吉田俊幸准教授の研究室が「優秀賞」を受賞しました。
本賞は、半導体が支える産業の長期的視点に立ち、将来の成果が期待できる研究を支援することを目的に2022年度に創設され、半導体関連の優れた研究を表彰するものです。審査は同展示会アカデミア・エリアに出展した研究室を対象に、「革新性・発明力」「市場性」「技術パートナー・ネットワーク構築力」「表現力・プレゼンテーション」「次世代育成・チーム力」の各項目で行われます。
1次審査の書類選考で8研究室に絞られた後、当研究室は2次審査へ進出。同展示会ステージにて、藤田恭久教授、大学院生の星島大輝さん、畑中菜々美さん、原田樹さん、AFRIDI RIZWANさんが「半導体結晶の周期構造を応用した音響メタ構造と医療・量子デバイスへの展開」の題目で発表しました。審査の結果、半導体の結晶技術を音波に適用する革新性や社会実装への取り組み、学生主体の発表が高く評価され、「アカデミアAward優秀賞」を受賞しました。地方大学でありながら、一昨年の優秀賞、昨年の最優秀賞に続き、3年連続受賞の快挙を成し遂げました。表彰式は記念晩餐会「SEMICON Japan GALA」(2025年12月17日、ホテルオークラ東京)にて行われました。
https://www.semiconjapan.org/jp/workforce/academia-award
また、SEMICON Japan 2025のオープニングセレモニー後の基調講演をされた甘利明半導体戦略推進議員連盟名誉会長と、主催者のSEMIジャパン浜島雅彦代表が島根大学のブースを訪問されました。学生が昨年度と今年度の受賞技術の説明とデモンストレーションを行い、藤田教授が島根大学卒業生の半導体業界での活躍や、地方大学から将来のイノベーションが生まれやすいことを説明しました。
アカデミア・エリアのブースでは3日間の展示を行い、多くの企業様にご来場いただきました。特筆すべきは、オランダの国際的な業界ニュースプラットフォーム「Packaging Insights」の取材を受け、12月19日付けのニュースで報道されたことです。紹介された内容は、SEMICON Japan 2024のアカデミアアワード最優秀賞を受賞した酸化亜鉛薄膜・ナノ粒子を用いた塗布型発光ダイオード、薄膜トランジスタ、高速蛍光体に関するものです。半導体の先端パッケージング技術が高集積化を目指す中、分散化により放熱性向上と低コスト化を実現する新しいパッケージング技術として注目を集めました。
https://www.packaginginsights.com/news/shimane-zno-semiconductor-nanoparticles-semicon.html

二次審査プレゼンの様子

ホテルオークラ東京における表彰式(写真提供:SEMIジャパン)

表彰式におけるスピーチ(写真提供:SEMIジャパン)

甘利明半導体戦略推進議員連盟名誉会長が島根大ブースを訪問(写真提供:SEMIジャパン)

藤田・吉田研究室の出展ブース

アカデミアAward受賞盾
問い合わせ先
総合理工学部
電話:0852-32-6095