公開日 2026年03月31日
2月18日S-SPRING特別講演会および交流会を開催しました
2026年2月18日、本学出雲キャンパス大講堂において、記憶や学習の分子・神経基盤に関する研究で国際的に高い評価を受け、
2019年に紫綬褒章を受章された富山大学卓越教授・井ノ口馨先生を講師にお迎えし、「アイドリング脳研究:潜在意識下の脳機能」をテーマに特別講演会を開催しました。
本講演会は、本学博士後期課程への進学促進を目標の一つとする「持続可能な社会構築に向けた島根大学高度人材育成プロジェクト(S‑SPRING)」の一環として実施したものです。 講演会に先立ち開催したS‑SPRING育成生との交流会では、研究者として求められる姿勢や心構え、さらにキャリア形成において重要となる視点について、
井ノ口先生よりご自身の経験を交えながら、非常に具体的かつ分かりやすくお話しいただきました。
交流会は大谷浩学長も参加され終始和やかな雰囲気で進み、育成生にとって今後の研究活動やキャリアを考える上で大変有意義な学びの機会となりました。

交流会の冒頭では、S‑SPRING事業統括の齋藤文紀教授より、本プロジェクトの概要について説明がありました。

井ノ口 馨教授(富山大学 卓越教授 / アイドリング脳科学研究センター 研究センター長)

会場参加のS-SPRING育成生の他、オンライン参加の育成生も含め、皆が貴重なお話に熱心に耳を傾けていました。


続く特別講演では、本学学生および教職員に加え、オンライン参加者に向けて、井ノ口先生のこれまでの歩みを振り返りながら、熱意あふれるご講演をいただきました。
講演は、医学部長・竹谷健教授の司会進行のもと、S‑SPRING事業統括の齋藤文紀教授による事業紹介からスタートしました。
井ノ口先生は、脳が外部からの刺激を受けていない安静時にも活発に活動している「アイドリング脳」に着目し、潜在意識下で進行する情報処理や記憶形成の仕組み、
さらには学習・創造性との関係について、これまでの豊富な研究成果を交えながら講演されました。
あわせて、基礎研究の重要性や、長期的な視点で研究テーマに向き合うことの意義についても言及され、若手研究者や学生に向けた力強いメッセージを送ってくださいました。
「アイドリング脳研究」をテーマに講演される井ノ口馨先生
講演に熱心に耳を傾ける参加者
S‑SPRINGでは、今後も博士学生の研究力向上およびキャリア形成支援に資する取組を継続してまいります。
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お問い合わせ先
島根大学 研究・地方創生部 研究推進課
Tel:0852-32-6487
E-mail:dr-aid@office.shimane-u.ac.jp
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