島根大学アドバイザー（広報・観光担当）の小幡美香さんによる、私たち学生広報サポーターに向けた「Instagram活用講座」が6月12日（月）に開催されました。小幡さんは、島根県安来市にある旅館「さぎの湯温泉 竹葉」の女将で、竹葉の広報活動など様々な事業でSNSを駆使しておられます。

　講座ではまず、世の中に伝えたいことを、社会性を持った、価値のあるものとして発信するために、SNSの特徴をうまく捉えて工夫することが重要であるとお話がありました。その上で、Instagramを活用するポイントをいくつか教えていただきました。

　たとえば、Instagramで主流の検索方法である“ハッシュタグ検索”の他に、“発見タブ”を有効に使うことで、一つのワードから関連する多くのアカウントを発見でき、より多くの情報を得ることができるそうです。また、Instagramは、見る人にブランドの世界観を「直観」的に伝え、興味を引き立てることができます。“プロフィール“は５秒以内に74％の人が離脱すると言われており、画面設計は特に重要だそうです。プロフィールで離脱されないためには、「誰に向けたプロフィールか」、「興味を引くタイトルか」、「サイトURLの同線誘導は完璧か」、「箇条書きになっているか」等がポイントであると教えてくださいました。そして、Instagramは投稿を定期的に行うことが重要で、運用スタート時は1日１投稿、難しい場合は週１回～週３回の投稿を目指すことが大切だとアドバイスをいただきました。

　私は今回の講座で、小幡さんが世界中で多くの人が利用しているInstagramを広報ツールとして活用し、多くの人の興味を引くためにたくさんの工夫をされているのがよく分かりました。Instagramを使って大学の広報を行うのであれば、他の大学の投稿も確認しておくことが大事であると教えていただいたため、実践してみようと思います。この講座を通してInstagramを活用して出来ることをたくさん教えていただいたので、これからの広報活動で活かしていきたいです。

（学生広報サポーター　取材・藤村美羽）

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