地球規模の温暖化や水危機、さらには医療革命や高齢化と低出生率による深刻な少子高齢化・人口減少など、様々な問題が顕在化し、それらへの解決策について議論が行われています。国内外における取り組みに加えて、地方大学でも問題解決に向けた活動が進んでいます。このシンポジウムでは、地球環境、少子高齢化・人口減少、地方創生、再生医療、次世代ワクチン開発といった５つのテーマに焦点を当てて、地方大学の取り組みや研究成果、最新のトピックを共有するための講演会を、「地方大学の持続可能な開発目標へのアプローチ」と題して開催いたします。参加者の皆様と、アカデミアが持つ科学的な知識と俯瞰的・多面的視座から、持続可能な社会の実現に向けた新たな知見や解決策を共有し、議論を深めたいと考えています。

 

主　催　：　日本学術会議中国・四国地区会議、国立大学法人島根大学

 

後　援　：　島根県、松江市、出雲市

 

日　時　：　令和5年11月25日（土）13：30～17：10

 

会　場　：　島根大学　大学ホール

 

入場料　：　参加費無料　どなたでもご参加いただけます。

 

申込方法　現地参加（定員100名）、Ｚｏｏｍによるオンライン参加とも11月21日（火）までに下記ＵＲＬまたはＱＲコードより、事前申し込みをお願いします。（詳細は下記チラシをご参照ください。）

 

https://forms.office.com/r/9CMLRwba84

 

　　　

 

※新型コロナウイルス感染症の状況次第では、延期・中止・開催方法の変更等の措置をとる場合もあります。

※駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用下さい。

 

プログラム

開会挨拶

13：30 ～ 13：45　日比谷　潤子（日本学術会議副会長）

　　　　　　　　　大谷　浩（島根大学理事（SDGs、研究推進、産学連携、グローバル化推進、地域連携担当））

趣旨説明

13：50 ～ 13：55　山本　達之（日本学術会議連携会員、島根大学生物資源科学部　教授）

 

講演

14：00 ～ 14：30　「地球環境の限界、人新世とエスチュアリー」

　　　齋藤　文紀（日本学術会議連携会員、島根大学エスチュアリー研究センター長、特任教授）

 

14：35 ～ 15：05　「人口減少時代におけるwell-beingに満ちた子ども政策の可能性」

　　　宮本　恭子（日本学術会議連携会員、島根大学法文学部　教授）

 

15：05 ～ 15：20　休憩

　

15：20 ～ 15：50　「たたら製鉄の歴史を引き継ぐ「材料エネルギー学部」新設」

　　　三原　毅（島根大学材料エネルギー学部長　特任教授）

 

15：55 ～ 16：25　「大学発ベンチャー「PuREC」の低phosphatase症に対する再生医療研究」

　　　松﨑　有未（島根大学医学部　教授、PuREC株式会社代表取締役）

 

16：30 ～ 17：00　「地方から巻き込み力で次世代ワクチン開発に挑む」

　　　浦野　健（日本学術会議連携会員、島根大学医学部　教授、新興感染症ワクチン・治療用

　　　　　　　　抗体研究開発センター副センター長）

 

議論のまとめ

17：00 ～ 17：10　山内　泰子（日本学術会議連携会員、川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科　教授）

 

閉会挨拶

17：10 ～ 17：15　坂田　省吾（日本学術会議中国・四国地区会議運営委員会委員　第26期代表幹事）

 

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お問い合わせ先

島根大学　研究地方創生部　研究推進課

Tel：0852-32-9728

E-mail:rsd-chiiki@office.shimane-u.ac.jp

 

中国・四国地区会議_学術会議チラシ1013[PDF：967KB]