島根大学と室蘭工業大学は8月28日（月）、包括的連携に関する協定を締結しました。

　協定書には、教育、研究、地域貢献、産学官連携、学生及び教職員の交流、その他目的に資する事項の6項目が盛り込まれました。今回の協定締結は、室蘭工業大学から教授1名が、今年4月に設置した工学系新学部である島根大学材料エネルギー学部に着任され、そのご縁から実現したものです。

　室蘭工業大学は、専門の鋳造のノウハウを生かし、自らビジネスモデルを構築した「鋳物シンジケート」を設立され、製品開発や品質保証を行うための体制を構築されており、室蘭工業大学で行われた協定式で島根大学の服部学長は、「伝統と研究の蓄積がある室蘭工業大学と連携していくことは材料科学研究の大きな力となる」と話し、室蘭工業大学の空閑学長は「材料や素材の関係で本学が持つノウハウと島根大学が持つ力をうまく協働させ、まずは研究面から活動が活発になることを期待している」と話しました。

　島根大学では他大学と結ぶ協定は室蘭工業大学が6校目の協定となりました。今後はオンラインも活用しつつ、具体的な交流を進めていく予定です。

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