島根大学では，令和5年10月4日（水）に学生と県内企業との情報交換会を開催しました。

　この「県内企業との情報交換会」は，県内を代表するリーディング企業である　株式会社オネスト，株式会社テクノプロジェクト，島根電工株式会社，山陰ケーブルビジョン株式会社の社員の方々をお招きし，学生が業界のこと，さらに各企業のことについて理解を深める目的で開催し，１８名の学生が参加しました。

　「県内企業との情報交換会」は２部構成で，第１部は各企業からの「企業紹介プレゼンテーション」を行い，第２部では各企業ブースに分かれて，学生が会社のこと，日頃の業務のこと，やりがいなどについて質問を行いました。

　学生からは，「ガクチカ（※）はどんなことを書いたらよいか？」との質問に対し，「大学でイベントを頑張ったと書くよりも，これからも目標に出来る課題に対し，どのように取り組んだか，結果よりもプロセスが大切。再現性があると，採用担当者はどの部署に向いているか，活躍できるかを想像しやすい」とのアドバイスが企業担当者からありました。

　また「自分が向いている業種の選び方を教えてほしい」などの質問に対しては，「就活でこれがしたいという仕事を見つけるのは難しい。これはやりたくないということをピックアップすることは簡単だけど，そこから，これは興味があるかもというものが見つかるかもしれないので，インターンシップなどに参加して，視野を広げることが重要」など，人生の先輩としてのアドバイスもいただき，学生たちはとても熱心に耳を傾けていました。

　最後に，県内企業からの寄附金を原資とした，「県内定着奨学金」の募集についての説明があり，閉会となりました。「県内企業との情報交換会」は，学生にとって，県内企業を知る機会となるとともに，県内企業で働く先輩から様々なアドバイスをいただける機会となりました。

※ガクチカ：学生時代に力を入れたこと。

　　　　　第１部　企業紹介プレゼンテーション　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　　　　　　　　　第２部　各企業担当者との意見交換会