令和5年9月17日，日本地質学会第130年学術大会において，総合理工学部地球科学科　入月俊明教授・林 広樹教授が，日本地質学会論文賞を受賞しました。この賞は地質学会が刊行する「地質学雑誌」に掲載された論文の中から選ばれた1-2編の論文に対して与えられます。

対象となった論文は以下の通りです。
入月俊明・柳沢幸夫・木村萌人・加藤啓介・星 博幸・林 広樹・藤原祐希・赤井一行，2021，近畿地方の瀬戸内区に分布する下-中部中新統の生層序と対比. 地質学雑誌, 127, 415-429.

この研究は「1900万年～1500万年前頃の日本海が拡大した時代における，本州のテクトニクス（地殻などの運動）・古環境・それらへの生物相の応答といった問題について，今後の研究を基礎づけるものである」として高く評価されました。

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