公開日 2026年10月20日
島根大学地域未来協創本部は、公益社団法人益田市医師会立益田地域医療センター医師会病院及び株式会社日発オートセンターと、益田地域における医療MaaSの実証検証に関する共同研究を開始します。これに伴い、令和8年10月2日、益田地域医療センター医師会病院において記者会見を行いました。
本共同研究では、益田市の中山間地域に医療MaaSを導入し、その効果を検証します。日発オートセンターが医療MaaS用の車両を益田医師会病院に提供し、地域の医療ニーズに適した車両を研究開発します。看護師や診療看護師が車両で地域住民のもとを訪問し、住民の方が車内からオンラインで医師の診療を受けられる仕組みを構築するとともに、車両の運用が地域住民や医療従事者に与える効果を検証します。
共同研究には、本学地域未来協創本部地域医学共同研究部門の岩下義明教授が参画し、医療MaaSの運用に関する実態調査や、患者及び医療従事者への影響などについて検証を行います。益田医師会病院は地域の医療ニーズの把握や医療MaaSの運用、日発オートセンターは地域の道路状況や医療ニーズに応じた車両の開発などを担います。
また、開発する車両のアートコーディネートは、「医療とアートの学校」代表の村岡ケンイチさんが担当します。地域住民や医療従事者へのヒアリングを通じて、プロジェクトのコンセプトに沿ったデザインを作成する予定です。
本共同研究を通じて、益田市の中山間地域の医療ニーズに適した医療MaaS車の開発を進めるとともに、患者及び医療従事者への影響を検証し、住み慣れた地域で安心して暮らすことのできる医療の仕組みづくりを目指します。
記者会見の様子(左から、株式会社日発オートセンター代表取締役 江角康一、島根大学地域未来協創本部教授 岩下義明、益田地域医療センター医師会病院院長 齊藤洋司、医療とアートの学校代表 村岡ケンイチ)

【本件に関する問い合わせ先】
地域未来協創本部 地域医学共同研究部門
0853-20-2912