第7回「島根学」雲南市における『若者チャレンジ』の取り組み

公開日 2014年11月27日

 島根学の第7回講義が11月21日、本学ホールで行なわれ、雲南市の速水雄一市長が「雲南市における『若者チャレンジ』の取り組み」と題して講義しました。市民パスポート会員29人を含む254人が受講しました。
 速水市長は、雲南市が平成16年に6つの町が合併してできた新しい市であり、市としての一体化という問題等に対処してきた現状と、須我神社や加茂岩倉遺跡などの地域資源について説明しました。
 「幸運なんです。雲南です」というキャッチコピーのもと、雲南そのものをブランド化しようという「雲南ブランド化プロジェクト」を紹介し、そのための取り組みとして、活動事例として「笑んがわ市」(中野地区)や「はたマーケット」(波多地区)がある、地域自主組織による小規模多機能自治、人材の好循環が生まれている幼稚園から高校までの一貫したキャリア教育、幸雲南塾(大人版)、NPO法人おっちラボといった活動によって起業や家業の継承を促進、などを紹介しました。
 速水市長は「多くの若者に地域づくりに参加してもらって、みんなで地域をつくっていきたい」と締めくくりました。
 次回の島根学は11月28日、シテ方金春流能楽師の櫻間右陣さんが「出雲神話を舞台に描く~能と神 装束を中心に~」と題して講義します。

 

講義をする速水雄一氏
 講義の様子

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