生物科学実験

生物科学実験

<内容>
 この実習では、基礎的な実験技術、タンパク、DNAの解析方法などのミクロな技術を学びつつ、動物発生の観察法や動・植物の形態解剖、生態調査などのマクロな技術も学ぶ。遺伝子、蛋白、細胞、個体、及び生態系、統計処理などに関しての様々な基礎的実験に触れ、生物学における実験的基礎や科学的思考、検証法を学ぶことを目的としています。
 

<体験から学んでほしいこと>
 生物や生命現象を解明するための観察・実験技術
 データを統計解析する技術、各種解析ソフトを使う技術
 実験の結果を分析し、レポートとしてとりまとめる技術


 <この授業の特徴>
 
この実習は、児玉、山口、西川、高原、赤間、秋廣が担当します。これまでの生物学の進展に使われてきた重要な実験の実験手法を学ぶことができます。ただ、手を動かすのではなく、実験の原理を深く理解し、講義で学んだ知識と連動させることで、理解を深めることができます。

<知識と結びつけるためには>
 
講義で学んでいる生物学に関係する知識がどのように実験で使われているのかを理解することは、日頃の講義を受講する喜びを増加させます。また、実際に実験をやると、講義では習っていない知識が必要になり、もっと学習をしようという気持ちが増すはずです。自分なりにこの実験技術を使えば、こんなことを明らかにできるのではないか?と考えるようになってもらうことを期待しています。